相続・遺言 実績例
相続相談
遺産分割協議と判断能力
岡崎市のお客様は、祖父の相続について、祖父より先に亡くなっていた父の代襲相続人となりました。祖母は、遺産分割時には病院に入院しており、生死をさ迷っていました。このような状況で、おじさん(父の兄)が、祖母が署名した遺産分割協議書を持参しました。
遺産分割協議書では、預金がある銀行名が書かれていましたが、実際の預金額は書かれていませんでした。おじさんから、自分の取り分の金額の話を聞いただけでこれに署名押印してしまいました。しかし、後で相続税の申告書をおじさんが持参し、遺産全体の金額が違うことがわかりました。
最初はあきらめかけていましたが、祖母の病院におけるカルテや介護保険の検査資料を取り寄せ、祖母が遺産分割協議書に署名した時点における判断能力に問題があること等を主張し、遺産分割のやり直しに近い額を確保することができました。
2018/08/23
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